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大それたことは言えないけれど、日本から離れたところで日本国内のニュースを見ていると、報道されるニュース(つまり社会的に問題、または話題となっていること)の内容や報道そのものに対して自分の感じ方が変わってきたのを感じます。 その1: 「なぜ今回尼崎の脱線事故が起きたのか?」 数分間の遅れを取り戻そうとして、規定以上のスピードを出していた、というのが有力な説のようですね。一分の遅れを許さない会社側、そして利用客。こういった事故が起きれば「たかが一分の遅れのためにこんな事故を招かなくても・・・」という意見は出ますが、何事も起きない日常では、一分の遅れから発生する乗り換えの遅れ、そこから最終的に5分~10分となってゆく仕事・学校・約束への遅れが大きな意味を持ちますよね。もちろん、時間を守ることを自分に課すことは大切だし、マトモだとは思います。けれど、「時間厳守」というのが社会的に必要以上にreinforceされているような気がします。 ハワイでは、バスが定刻に来たためしがありません。授業は時間通りに始まることが多いですが、5分前後のズレは日常茶飯事、仕事のミーティングは、時間通りに始まって時間通りに終ったためしがありません。人にもよりますが、約束の時間は前後1~2時間ぐらいサバを読んで行動したほうがいい人もいます(つまり、「6時くらいに来るよ」といわれれば7時半をみはからって準備をしても間に合う)。ホームパーティーに招かれて、時間通りもしくは早めにshow upするのはcoolじゃないそうです。 どちらがいい、という訳ではないし、どちらかといえば時間に几帳面なほうがマジメで、正しいような気もします。ハワイに来て、周囲の人の時間のルーズさにイライラさせられたことも多々ありました。すべての人が時間通りに行動していれば、もっと効率よく物事が運ぶかもしれません。けれど・・・外から見ていると、日本の人は時計と携帯電話にコントロールされすぎて、見えない何かに追われてあくせくしているような気がします。 その2: 「救助活動に参加しなかった運転士たち」 上司にどう行動すべきか聞いたら、通常通り勤務するように、との指示があったと読みました。この、「上司の指示」の内容にも問題がありますが、それに付け加えて問題なのは、目の前で大勢の人が死にかけているときに、上司に電話をかけて指示をあおぐという、思考回路です。工場を閉鎖して従業員全員で救助活動に参加した人たちもいたと聞きました。そういう人たちもいる中で、どうして「上司の指示」を振り切ってでも救助活動に参加できなかったのか。もしくは、それだけの危機感がなかったのか。他の人がしているから自分はいいと思えたのか。。。 この事故を起した企業は、事故の救助活動に参加して通常通りの勤務をしなかった社員も処罰されてしまうような(もしくは社員がそう感じてしまうような)労働環境をつくっていたのでしょうか? その3: 「事故当日のJR社員ボーリング・飲み会など」 もちろん、ちょっと想像しがたい神経ですよね。こういうのに参加していた人は、その時間をとってもエンジョイされていたのでしょうか?それとも、上記の問題と同じで、事故が起きたのにイベントを延期しないと決まったとき、「ちょっとこれはマズイんじゃないか」と感じても参加していた人にとっては、「いえ、私は行きません」と言えない状況があったのではないでしょうか。上の人が決めたことにNOと言って余計な波風をたてるよりは、とりあえずボーリングしてたほうがラクですよね。みんなが行くといっているときに自分だけNOと言ったら善人ぶっているようにも見えますし。ちょっと深読みしすぎかも知れませんが、私自身が日本の組織の中にいてこういう状況になったら、そういう面も考慮に入れてしまうだろうなと思いました。 緊急事態(優先されるべき事項)→正義 上司・同僚→世間の眼・自分に対する評価 自分→今どうふるまうべきか この三つの中で、二つ目が個人の判断や評価に影響を与えすぎな社会なのでは、と思います。その中でジレンマ(dilemma)が生じるのでしょう。そして一方、この宴会問題がどんどん後を引いて報道されていることにも違和感を感じます。どこか的がズレてませんか?事故・問題の本質はどこにあるのか、ということよりもバッシング的なbiasの入った報道が長引く傾向は、イラク人質問題の際にも顕著に現れていたように思いますが、何か現代の日本社会の側面を見せてくれているように思います。 以上、思いつくままに書いてみました。ハワイに来てから、意識的にマスメディアに触れない生活をしています。まず、TVを見ないので、受動的な情報受信はせず、興味があるニュースがあるときだけ、新聞やインターネットで記事を探します。今回、友人が多く住む地域でこの事故が発生したこともあって、この件に関しては毎日逐一、日本の新聞やニュースを見ていました。何が正しい、間違っている、と断定するつもりではありません(多分断定的に聞こえるとは思います)が、「外から見た日本」を感じとっていただければ幸いです。
by mihomountain
| 2005-05-08 19:49
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